この店で確認された、16通りの生き残り方。そして、16通りの死に方。
最も安全な場所を知り、最も賢く生き延びた。救助隊の報告書には『発見:31日目』とだけある。
誰よりも冷静に全体を管理している。ここが自分の店ではないことを除けば完璧。
争いを避け、米を握り続けた。30日後、争いの原因があなたのおにぎりになった。
この状況で唯一価値のない物を、唯一の使命として守り抜いた。その姿に全員が泣いた。金は出なかった。
30日間、雑誌コーナーから一歩も動いていない。なのに店内の全てを把握している。閉じ込められる前から居た可能性がある。
大根1つ=水2本のレートを勝手に制定した。誰も逆らえない。中央銀行より仕事が早い。
30日間、何もしていない。しかし、あなたがいたから全員の心が保った。貢献度:数値化不能。
脱出計画書を人数分コピーして配布した。中身は白紙だが、士気だけは上がった。
賞味期限切れを最後まで廃棄し続けた。飢えながらルールを守る姿は、もはや尊い。誰も救われていない。
店内の一等地を実力で奪取した戦略家。凍えながら『計算通り』と言っている。唇が紫。
非常事態でも3円を払わない。その一貫性に人望が集まり、なぜかリーダーになった。政策は3円の話しかしない。
冷静に考えた結果、初日に全部食べるのが最適解だと判断した。計算は合っていない。
最も安全な個室を確保した天才。ただし存在を全員に忘れられており、救助リストに載っていない。
判断力を初日に手放したことで、逆に絶望も感じなくなった。実質最強のメンタル。
残り体力をA賞に全ベットした。出たのはE賞のラバーストラップ。それを握りしめて眠っている。
翼を授かった。4日目に回収された。